通夜で
会葬者を送ったあと
家族、親戚で一晩
亡き父の遺体が置かれた部屋でともに過ごすのだが
葬祭会館なので
事務所に泊まる管理人もいる
管理人曰く「毎日、事務所に泊まっている」
大変なことである
ということは毎日人が亡くなっている
どのような理由でか
様々な理由があるが
確実に言えることは
毎日人は死んでいるという事実である
父が亡くなった当日は
食したのは会葬者を送っていったあとで食したいなり寿司
よくそんなときに食事のことを考えられるものだな、とブログを読んでいる方は思っているでしょう
だが
人間、腹は減るのである
武士は食わねど高楊枝などと気取っている場合ではない
第一、武士ではない
人は腹が減る
厳然たる事実である
その事実を直視しない言葉など
嘘である
食した後、ねる
夜中、8時間かけて
かけつけてきた親戚もいる
夫婦の嫁さんのほうが
亡き父の兄弟であろう
ということは姉か?
顔が似ている
ということは私とも似ているのか
朝、その親戚とあいさつを交わし
またねる
そして目覚める
母は、お前は恥ずかしいやつだと詰ってくる
働いていない
となじるので、
私は感情的になり
「俺がうつで死にそうになっていても、16時間働かされ
それで会社を休んでいるときも
あんたはそうやって俺に働いていない
俺が死にそうになっていても
あんたは働いていない、働いていないと言ってきた
そんなことがあれば子供の心は親から離れるのも当然だ!」と母親を詰った
母親はお客さんが居る前で
というので
「知るか!そんなこと、だったら人を傷つけるこというな」と私は喚いた
妹が「お兄ちゃんの態度が私たちを傷つけている」とか言い出すので
私は腹がたち
床を蹴り、椅子をけった
母親は「お父さんが死んだからそんな態度に出るのか」という
そこで話は終わる
その後、葬式が終わっても妹は
お兄ちゃんはそこにいると邪魔だからとか
言葉に鈍感なことを言う
「邪魔だから」
妹も大企業に勤務すると
鈍感になるのだと思わさせられた
私の考えが
世間では間違いであろうが
そんなことは私にはどうでもいい
私には私の人生、意見、考えがある
それが世間と対立しようが
知ったことではない
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