2013年5月22日水曜日

葬儀代について

名ばかり喪主の私は

父の葬儀にいくらかかったのか知らない

妹から葬儀にきていくワイシャツを買うお金すらない

貧乏人の「名ばかり喪主」は葬儀代を知ったところで

払えない、のである

日本に存在する相対的貧困者は

自分が死んだら

葬儀代を出せるのだろうか

私も似た境遇である

最貧国はどうしているのだろうか

インドに行った人の話を聞いたり、体験談を読むと

死体がガンジス河から流れてきて、死体が流れる河で

女性は洗濯し、人々は沐浴をし、料理に使う水、飲料水として桶にいれていたりする

そうである

そのボッシュの絵画のような世界については触れないが

というより

今までは

ボッシュの絵画のような世界について私はインドについて

そういうものか、と

妙に納得していたのである

今、自分の葬儀代を払えるか払えないか

そして父の葬儀代を払えないという

自分自身の現実に直面し

ガンジス河で流れる死体は

葬儀代を払えない「貧困層」であろう

ということが

ようやく見えてきた

日本も江戸時代

女郎屋で不慮の事故などで

亡くなった

女郎は捨てられたそうである

女郎の死体で積み上がり山になっていたとか?

私は女郎ではないが「山」の一部になってしまうのだろうか



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